なんで保育園の先生の言うことは聞くのに、親の言うことは聞かないの?

こんにちわ。月一ファミリーキャンパー・教育マニアのmarcy-kです。

 

はい。久しぶりに素敵な本を見つけましたのでご紹介します。

「認められたい」の正体 ― 承認不安の時代 (講談社現代新書)

「認められたい」の正体 ― 承認不安の時代 (講談社現代新書)

  • 作者:山竹 伸二
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/03/18
  • メディア: 新書
 

題名のような問いにバッチリ答えてくれておりますので、子育てでモヤモヤしている方はぜひ読んでいただきたいです。

また、オンラインサロンとかに複数入ったり、せっせと勉強会やセミナーに行ってる方にもぜひとも読んでいただきたい!

自分の行動の原動力がどこから来るのか見つめなおすきっかけになるかと思いますので、NewsPicks界隈が、どれだけアップデートせよ!と煽ってきても、変な焦りを感じなくなるかと思います笑

また、哲学、心理学なんかに興味がある方も、ニヤリとするような内容になっておりますし、哲学が絡んでくるということは、自由を愛するキャンパーの方々にも是非とも読んでいただきたい。

 

でも、実は一番読んで欲しいのは、「嫌われる勇気」を読んで、承認欲求をこじらせたまま停滞している方。これを読んだ方が楽になると思います。

たしかに、嫌われる勇気は、まさにひと時の勇気を持たせてくれるでしょうが、やはり、他者から拒絶されるのは耐えがたい痛みのはずです。一説によれば、他者からの拒絶の痛みは分娩の痛みに匹敵するのだとか。

嫌われる勇気を持って、自分の人生を生きろ!というのはもっともだし、つい感動してしまうんだけど、自分の中にある承認欲求を否定せずに上手に付き合っていくヒントが散りばめられているこちらの本を先に読むべきかと…

 

これが2011年に出されていたことが驚きです。が、それ以上に、名を残している哲学者や心理学者たちはとっくの昔から人間の自由を求める性質と他者からの承認を求める性質についてかなり深掘りして議論していたという事実に今更ながら驚いてしまう。

 

承認の供給不足の今を生きる全ての方へ。この本を読んでみてください。