子連れでキャンプに行ってよかった5つの理由

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「虫が多くてトイレも汚い、不便なところになんで泊まりにいくの?」

「テント立てたり、色々準備したり面倒くさい」

「てかキャンプに行ってみんな何してるの?子ども飽きない?」

 

そんな風にお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

先に結論から…

私は

旅行に行って、ホテルや旅館に泊まるより

キャンプに行く方がリフレッシュできました。

 

ちなみに私は昔から

虫嫌い

汚いトイレ嫌い

面倒臭いこと嫌い

アウトドア より映画鑑賞。

みたいな、超インドア派。

 

なので、正直

「キャンプに行く人、意味分からん!」

と思っておりました。

 

そんな私が

昨年恐る恐る

キャンプデビューしました。

当時3歳の双子の娘を連れて

行きましたよ。

 

平均すると1年間で

月1回以上

キャンプにいっております。

人生って不思議。

 

さて、本記事は

「キャンプに少し興味はあるけど

わざわざ大変な思いして

子連れでキャンプに行く価値あるのかな…」

と、迷っている方の参考になればと思い

以下の内容について書きました。

 

 

 

【本記事の内容】

1.子連れキャンプのメリット5つ
2.「キャンプは長い目で見ればコスパがいい」は本当か?
3.キャンプの始め方3つ

 

 

それではどうぞ。

 

 

1.子連れキャンプのメリット5つ

 

①つまらないことで子どもを叱らなくなる

②目の前の我が子に集中しやすくなる。

③親が子どもに素直に感情を見せやすくなる。

④睡眠を整えやすくなる。

⑤子どもが勝手に遊ぶ。

 

いかがでしょうか…

どゆこと??

という感じでしょうか?

 

まあ、これらは、基本的に私の主観で、

感覚的な話になります。

②、③、④に関しては

そこそこ根拠がありますので、どうかお付き合いくださいませ。

 

 

①苛つきながら子どもに注意しなくなる

 

一生懸命子育てに奮闘している親御様方…

これ、かなりでかくないですか?

出先でつい子どもにイライラして

強く叱りすぎて、後悔したことありませんか?

せっかくの楽しい思い出を台無しにしたかも…という罪悪感と自己嫌悪。

振り返ってみれば、あれ、家にいる時よりピリピリしてたわ…などと気がついて愕然とすることも私はありました。

 

そんな私がなぜ、

キャンプ場だと苛つきながら子どもを注意しなくなるのか?

考察してみました。

 

その要因として

  • 他人の目が気にならなくなりがち
  • 非日常の中で大らかさup
  • 子どもの安全の確保のみに集中しがち

ということが挙げられるかな、と思いました。

 

 

出先って、子どもが何か粗相をしてはいけない

と、親っていつもより気が張りませんか?

 

これって実は他の方から我が子が疎まれて欲しくない!というのと、ダメな親と思われたくないという思いと色々絡み合っているかと思うのですが、

いずれにしても、他人の目を気にしてるんだと思うんです。

 

「ほら、周りの人びっくりするから声の大きさ気をつけようね」

「人とぶつかると危ないから、ちゃんと前を向いて歩こうね」

「これは、旅館のものだから触らないよ」

「あ、ほらー!障子破いちゃって…もう!!」

「ドタバタ走り回ったら、他に泊まってる人たちのご迷惑になるよ」

などなど……

 

 

あー、書いてるだけで疲れてくる。

旅館などの宿泊施設に泊まると全て借り物。

室内だから子どもがドタバタ走り回るのもやはり注意しないと、他の方達にご迷惑だし…

などと考えると、ついつい注意が多くなって親も疲れます。

うちは、マンションなので、

旅館やらホテルに泊まっても

そもそも非日常感が弱くて

リフレッシュする要素が

あまりないんですよね。

 

そんな中、人口密度の多いところで

子どもを社会規範になんとか収まってもらおうとすると

日常以上に注意が必要になるわけですな。

まあ、それはそれで大事なことだと思いますけどね。

 

ただですね…

休みの日くらい

そんな注意しまくりの日常から

離脱させてよ!

 

という親の気持ちは、

子どもにとってもまた大事なのでは??

 

 

キャンプ場だと、子どもへの注意は

ほぼ、

「危ない!」

ですみます。

 

走ろうが

川の水に触ろうが

木を触ろうが

石を触ろうが

岩を触ろうが

虫を触ろうが

 

オールオーケー。

むしろ、自然の脅威に子どもはたじろぎつつ

恐る恐る触る姿が見られます。

 

親もテントを張ったり、夕飯の準備をしたりと

結構切実にやることが多いです。

テント立てられなければ今夜のねぐらがなくなりますし、雨降りそうなら手早く設営済ませたいので、めっちゃ集中してます。マインドフルな状態と言っていいかと。

 

そんな感じなので、ほぼほぼ

基本的に子どもの安全に関わることだけの注意に終始するかと思います。

 

 

まあ、昨今はキャンプブームでキャンプ場によっては人口密度が増加傾向っぽいので、お隣のサイト(居住スペース・プライベート空間)にお邪魔しないように必要最低限の声かけは必要ですけどね。

 

今まで10箇所以上のキャンプ場に行きましたが

小さい子どもにピリつく雰囲気のキャンプ場は

今まで経験したことありません。

(みなさん耐えていたのかも)

 

屋外の開放感のせいか

外で呑んでいるからか

私の希望的観測のせいか

基本みなさん大らかそうに見えますよ。

 

 

②目の前の我が子に集中しやすくなる。

 

これもですね。

実感値としては、かなりあります。

 

家にいる時以上に

子どもたちがしてくる話に耳を傾けたり

一緒に遊んだりすることに集中できている

と思います。

 

 

これも考察してみたところ

 

その要因として

自然の中を歩くことで

頭から消えない悩みが止まり

集中力が増えたから

なのかなあ、

なんて都合よく考えております。

 

どういうことか、解説しますね。

 

休日中、家や出先で、ふと仕事のことを考えて不安になったり、過去の失敗や後悔を思い出して、考えてもしょうがないような、どうしようもないことをクヨクヨ考えたりしてブルーになることありませんか?

 

以下、頭から消えない悩みを止める意外な方法が発見された件より引用です。

考えなくても良いことや考えても仕方がないことをずっと考えてしまっているせいで脳の力が低下してしまっています。

この反芻思考を止めるには瞑想をしたり、悩みを書き出したりする方法もありますが、もっと簡単な方法があります。

答えです。

「自然の中を歩いて下さい」

自然の中を歩くのが良いですが、自然の風景を見るだけでも結構です。

 

ほら!これ!

キャンプ場では、水汲みに行ったり、トイレに行ったり、散歩したり…

とにかく自然の中を歩く機会は増えます。

それ故に、反芻思考も止まり、我が子に集中できるのです!

ちょっと無理矢理な気もしますが…笑

 

 

まあ、子どもに集中できるかどうかは別として…

記事によると

少なくとも自然の中で過ごすと、親子共々メンタルに良い影響があり、うつ病の予防にもなりそうですね。

 

はい次!

 

 

③親が子どもに素直に感情を見せやすくなる。

 

これに関しては

「えー、子どもに感情的になることがいい事なのー?」

と思う方もいるかもしれません。

 

ぜひ、こちらの記事を読んでくださいませ。

 

子育てでやっちゃいけない最大のポイントは"あれ"だ!みたいな実験 | パレオな男

 

感情を抑制した親のもとでは、子どもたちは反応が鈍くなり、やはりポジティブな態度が減った。

という結果が出ており

こう、締めくくられています。

大事なのは、子どもに素直な感情を見せることだ。そうすれば、子どもたちは自分の感情をコントロールする術を覚え、問題の解決力もアップする。ネガティブな問題を、解決が可能なものとしてとらえるようになるのだ。

 

当然、子どもたちが怒った時は素直に怒りを表現させるのがいい。そのうえで、状況をよくするためには自分が行動しなければならない事実を伝えるのだ。

 

そう。キャンプ場だと他人の目を(私は)気にしなくなりがちなので、素直に感情出せてると思います。

 

「ああ、もう!悲しすぎる…。なんでさっきまで晴れてたのに雨降ってくるんだ!」

とかですね。

 

良い親ぶらずに

感情を素直に表現できていると思います。

 

 

ただ、やっぱり

「こら!危ないっていっただろ!」

と、感情をぶつけてしまうこともあるのですが、

純粋に怪我とか心配して怒ってることなので、罪悪感少なめです。

 

 

④睡眠を整えやすくなる。

 

なんか、最近子どもの夜泣きで寝不足…

という方なんかに特に朗報ですな。

 

不眠を治したいならキャンプに行けばいいじゃない | パレオな男

 

たしかに、子どもはすぐ寝ます。

私は最初のキャンプでは、慣れない環境にかえって目が冴えてしまいましたが、それ以降はかなり爆睡出来ております。

キャンプ場でぐっすり寝て起きた時のスッキリ感は半端じゃないですよ!

まるで小学生時代、夏休みに朝から晩まで一日中遊んで10時間スッキリ寝た次の日のようでした。

何時間眠ってもスッキリしない、大人の休日の寝起きとは違い、

子ども時代の睡眠って、こうだったよなあ…

と、切なくなりました。

 

 

⑤子どもが勝手に遊ぶ。

「子ども暇持て余して、遊んで攻撃が凄そう…」

「テント設営や撤収、焚き火、夕飯の準備してる時、構ってやる余裕ないよ…」

(てか、正直、グダグダお酒飲んでたいんだけど…)

 

という、正直者な親御さんに朗報。

 

子ども、

適当にその辺の石ころやら草やら枝やらで遊びます。

特に、親が必死になってテント設営したり、火起こししてるときには、「構って攻撃」を発動してきません。

「ちょっと今、危ないから絶対近寄らないでね!」

と、その鬼気迫る様子に圧倒されるのか

意外と慎重に距離をとって見守ってくれます。

 

さらに日が暮れると

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わりと大人しくなります。

 

結構しっとり

まったりとした時間を過ごせますよ。

 

 

 

 

ここまで読んで、

おお!いいじゃんいいじゃん!

キャンプグッズ買っちゃおう!

 

と、思われた方はちと待たれい。

次の項目もぜひ読んでいただいたから決めた方が良いかと…。

 

 

2.「キャンプは長い目で見ればコスパがいい」は本当か?

 

これ。

割とキャンプを勧める時の常套句だと思うんですけど

これに関しては、かなり疑問です。

 

確かに安いキャンプ道具はたくさんありますし

無料のキャンプ場もあります。

 

しかしですね。

それでもキャンプの初期投資ってそこそこしますよ。

 

家族4人が眠れるテント

寝る時にしくマット類

最低限の安い装備で揃えても

何だかんだ

3万円くらいはかかるでしょう。

 

せっかく道具買ったんだから

せめて3回は行かなきゃ…

 

などと

キャンプに行ってしまえば

 

 

キャンプ沼

 

に高確率でハマるのではないかなあ、と思いますな。

 

そう。

キャンプを始めると、次から次へとキャンプ道具が欲しくなり、買ってしまったからにはまたキャンプに行かなきゃ…という恐ろしいエンドレスループにハマるのです。

これをキャンプ沼と言います。

 

「もう少し寝心地良くしたいから、厚手のマットが必要だなあ」

「やっぱり雨の日も焚き火したいから、ポリコットンのタープが必要だなあ」

「風で火がすぐ消えちゃうからアウトドア用のガスコンロが必要だなあ」

「もう少し、サイトをオシャレにしたいから木製テーブルと新しいランタンが必要だなあ」

「てか、冬キャンプ行きたいから、ストーブが必要だなあ」

「冬のキャンプは、結露が酷いからやっぱりポリコットンのテントが必要だなあ」←イマココ

  

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などなど。

このようにキャンプに行けば行くほど

無限に「必要なもの」が増えていきます。

 

まあ、冷静に考えれば

「いや、もう大人しく家にいろよ…」

という話なのですが。キャンプ沼にハマると、

そういう思考力を奪われてしまうのです。

 

そして、

「買ったからには使わなきゃ!」

とまた、意気揚々とキャンプに繰り出し、

他人様が使っているステキなキャンプ道具に一目惚れしたりして…

ズブズブズブ…と沈んでいきます。

キャンプ沼とはよく言ったもの…。

 

 

 

しかも、私のように

「せっかくキャンプ行くなら

虫とかめっちゃ出るワイルドすぎるところ

トイレ、炊事場が汚いところ

ロケーションが微妙なところ

朝から場所取りしなきゃならないフリーサイト

は、嫌だなあ」

 

という思いがあると

選ぶキャンプ場は

ほぼほぼ、いわゆる高規格になり

お値段も家族4人で一泊8000円とか、普通にします。

 

そりゃもちろん、

旅館とかに4人で一泊したらもっとお金はかかるでしょうが…

それでも、キャンプにハマればそれだけ

出向く回数も増えて、お金が飛んでいくわけで…。

 

まあ、キャンプにハマって仕舞えば

どれだけキャンプにお金を注ぎ込んでも

「長い目で見たらコスパいいよ☆」

とか、爽やかに言っちゃうでしょうね。

 

「こないだ、家族四人でスシロー行った時

6千円オーバーだった…」

「え、だったらお昼スシロー我慢して

キャンプ一泊しちゃう?」

 

そういうお話になってきます。

 

逆に言えば、この歳になって

家族を巻き込んで

これだけハマれるものは

なかなかないかも!とも思いますね。

 

さあ、どうしましょ?

沼に溺れる覚悟で始めちゃいますか?

 

 

3.キャンプの始め方3つ

 

いやいや、沼にハマらないように

お試し的にキャンプ始められないの??

というあなたは鋭い!

キャンプの始め方ってざっくり3通でしょうかね。

 

①必要なキャンプ道具を購入してキャンプ場へ

②必要なキャンプ道具をレンタルしてキャンプ場へ

③キャンプ場のコテージ(テント常設サイト)に泊まる

 

この3つ…私も検討したんですけど…

結局買いました。

 

子連れだと

レンタルやテント常設サイトは

子どもがテント壊さないかとか

タープに穴開けないかとか

 

コテージだったら

汚さないかとか。(てか、コテージそのものが汚くて萎えないかとか)

 

私は結構ドギマギしちゃうんですよね。

勿論レンタルとかなら保証もありますが…。

なんか、保証金のやり取りとかめんどくさそう…

 

何より、借り物のところに泊まる

というのは

結局旅館に行くのと変わらないな…

と思ってやめました。

 

 

ちなみに、借りる場合次のような

テント キャンプテント レンタル一覧|アウトドアギアレンタルそらのした

専門業者に借りる

キャンプ場で借りるかでかなり変わってくるでしょうね。

キャンプ場で借りてそのまま設営のお手伝いしてくれるキャンプ場もあるとか。

【初心者必見】揃える前に体験して!自分で設営する手ぶらキャンプ場|CAMP HACK[キャンプハック]

 

 

ちなみに、専門業者に

ラウンドスクリーン2ルームハウスの

レンタル料と

購入価格はこんな感じ。

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これを比較した時

4回行けば、元取れるじゃん!

買っちゃおう!というテンションの方は

買うと良いさ。ふふふ。

 

 

 

コテージは

キャンプ感がないのと

綺麗なコテージは普通に高い

という思い込みがあって、やめました。

 

どうせキャンプ行くなら

テント張って、

川のほとりで焚き火して…

 

みたいなイメージがあったんですよね。

 

そういうのない方は

コテージに泊まって。

テラスでバーベキューして…

 

みたいなのも素敵かもしれません。

 

 

 

まとめ

キャンプ始めて後悔した。

自分には合わなかった。

2度といきたくない。

っていう話、

私の周りであんまり聞かないんですよね。

 

この記事を読んでちょっとでも

「まあ、一回くらいは行ってもいいかな」

と、思った方は

キャンプ沼にハマる素質ありです。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

ついつい熱がこもって6000文字超え。

 

次回は

初めて子連れキャンプをする方にオススメのテント

ご紹介いたします。

次回は、もう少しコンパクトにサクッと要点をまとめますね。

 

でも最後にこれだけは言わせてください。

 

わざわざ

人里離れたキャンプに行って

暑い中、テントを設営して

疲れて

顔を真っ赤にしながらビールを飲む。

 

この上なく不毛なようですが

至福の時です。
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控えめに言って

キャンプ

最高ですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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