キャンプ場ランキングと本当に好きなキャンプ場とその要因に気づけた話。

みなさん

どんなキャンプ場がお好みでしょうか?

 

トイレ・施設面の充実

キャンプ場内で子どもたちが遊べるか

サイトから見える景色。

キャンプ場周辺の飲食店、スーパー、施設

プライベート感のあるサイト

などなど・・・

 

 

評価のポイントがたくさんありすぎて

悩ましいところですよね。

何より「思い出補正」がありますから・・・。

 

今日ハンモックの試し張りができる場所を

探し歩いていて

「自分がキャンプ場に本当は何を求めているのか」
が分かったというお話です。

 

もちろん、今までも

感覚的に好きなキャンプ場はあって

無理やりランキングにすると

下記の感じになります。

 

⒈北軽井沢スウィートグラス 

⒉BOSCOオートキャンプベース

⒊森の牧場キャンプ場

⒋道志の森オートキャンプ場

⒌小梨平キャンプ場

⒍かずさオートキャンプ場

⒎いなかの風キャンプ場

⒏駒出池キャンプ場

⒐オートキャンプせせらぎ

10.青野原オートキャンプ場

11.青野原野呂ロッジキャンプ場

12.氷川キャンプ場

 

でも、これ自分でランキングしておいて

いまいち、一貫性がないよなあ・・・

やっぱり「思い出補正かなー」

などと、頭をひねっておりましたが、

 

 

結局

家を出てから帰るまでに
どれだけ楽しめたか
にかかっている

んですよね。

 

もっと言えば 

時間と労力とお金に対してどれだけ楽しめたか

にかかっているんですね。

 

いや、何を今更・・・

とお思いかもしれませんが

しばらく!今シラバらくお待ちを!

それを今日実感したのです。

お時間ある方お付き合いください。 

 

 

⒈人気のない森へ

⒉公園へ

⒊本当に好きなキャンプ場って・・・

 

という内容で

上記のことに思い至るまでの

経緯を語ります。

なんか最近いいキャンプ場が

発掘できないなあ・・・という方は

もしかしたらキャンプ場の選定基準がブレてるかも。

この記事がそんな方の参考に少しでもなったら

嬉しいです。

 

 

⒈人気のない森へ

我が家から歩いて40分ほどのところに

森があるんですよ。

 

実はこの森、初めてコールマンのテント

タフスクリーン2ルームハウス

の設営練習をしたところなんです。

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なかな素敵でしょ?

ご覧の通り、広場の周囲には

木もたくさん生えているので

選び放題!(ちょっと鬱蒼としていますが・・・)

初めてテントを張ったところで

今度は初めてハンモックを張ろう!

人気のない森でハンモックに静かに揺られよう。

ああ、なんて素敵なんだろう。

思えば私も随分遠くまで来たものだなあ・・・

などと、感慨にふけりながら森を歩き、

広場へ向かいました。

 

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うお。台風の爪痕が・・・

 

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生い繁っとる・・・

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奥の方に光が差し込んでない・・・。

 

・・・。

心のざわつきを押し殺しつつ

無言で歩きます。

 

しかし、

「ブーーーーン」

耳障りな羽音。

「うわっ!!」

思わずたじろぐと

アブがブンブンと付きまといます。

 

その後も無言で早歩きで

テントを張った広場に向かっていたのですが

「ブーーーん」

「だめだ!もうこの森怖い!限界!!」

 

こうして、私は志半ばで

この森から撤退しました。

 

心にぽっかり穴が開いたまま

ふらふらと歩いていると

公園が目に入りました。

 

 

⒉公園へ

重たい足取りで公園に着くと

確かに木々はあるけど・・・

グラウンドでは、ご年配の方々が

ゲートボール大会を開催されておりました・・・。

 

私は、何より人目を気にしてしまう

ガラス細工のような心・・・というか

豆腐メンタルなので

普通だったら、考えるまでもなく即撤退

のはずが・・・

 

 

「あれ、ゲートボールやってるけど

ここに張らせてもらっていいのかな・・・」

と、ワクワクしてたのですね。

 

早い話この場所が

気に入ってしまって

どうしても張りたくなったのです。

 

勇気を出して

ゲートボールされているご年配の方々のなかで

なるべくお手すきそうな方に話しかけます。

「あの・・」

「ああ??(ボリューム大きめ)」

「す、すいません。この公園ってハンモックとか

 設営しても大丈夫ですかね?」

「え、なん??ハンモック??」

「あ、あの・・・木と木に縛り付けて、ゆらゆらするやつ・・・」

しどろもどろで説明をして

なんとか伝えているところに

何人かの方が「なんだなんだ?」

と集まってきます。

冷や汗が出て、鼓動は高鳴ります。

私は一体何をしているのだろう?と思いつつ

必死でハンモックについて伝え、最終的に

ハンモックの現物を見せて伝えると

「おお〜」となります。伝わるって嬉しい。

そして

「私らこの公園の管理人じゃないけど・・・

 とりあえず、木を折らなきゃ大丈夫っしょ」

みたいな。ざっくりとした至極もっともな

許可のような励ましのような

なんとも言えない回答を得ることができました。

 

 

そして・・・

 

 

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おお

この木の間隔。

光の差し具合。

眺望の抜け感。

 

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好きだわ!

 

と、気づいたのです。

多分、この場所に

私が本当に好きなキャンプ場の条件が

凝縮されているような気がしたのですね。

 

 

⒊本当に好きなキャンプ場って・・・

 

サイト付近は

草木が鬱蒼としておらず

数本の高い木々があり

 

サイトからの眺めは

抜け感があるもの。

 

要するに、ガチの林間サイトよりも

少し開けた草原サイトに近いようなところ

あるいは、草木が少なめの川沿いの

砂利サイトあたり。

 

この条件に

トイレ・炊事場が清潔かどうか

キャンプ場周りでどれだけ遊べるか

などのそのキャンプ場が

持っている要素と

 

かかる費用

キャンプ場までにかかる時間

この辺りの要素を掛け合わせると

出てくるんだなあ、と。

 

 

そう考えると、

上のランキング表も妙に

納得がいくものに思えてきました。

 

1位のスウィートグラスは、

草原サイトにしか泊まったことがないのですが・・・

当然のことながら、サイトはこざっぱりとして

抜け感もある。

場内の清潔さ、ツリーハウスあり、遊具あり

川はあり・・・

しかも、車を走らせれば

美味しすぎる浅間牧場茶屋の

ソフトクリームがある。

家から遠くて利用料も高いけど、それでも

また行きたいと思わせるキャンプ場でした。

 

で、ほぼ1位と同格の2位。

我が家がもっとも出向いている

BOSCOオートキャンプベース

綺麗な川はあり、サイトは平の砂利。

木々も細々とあり。視界は開けています。

 

(まあ、サイトによるんですけどね。)

自然を感じられつつも

サイト自体は草木がボーボーなわけではなくて

こざっぱりとしていて

抜け感のあるサイトばかりなのですよ。

ここ、本当に大好き。でも、ちと高い。

 

そして、次に来るのが

森のまきばオートキャンプ場

フリーサイトはなんだかソワソワして

あまり好きではないのですが

それでもやっぱり抜け感がたまらない。

家から近いのもいい。値段も割と良心的です。

 

そして、次が

道志の森キャンプ場。

トイレの清潔さとキャンプ場らしさ。

金額を考えると圧倒的なコスパ。

家からかかる時間も短くて済む。

 

神奈川県在住の私としては

道志村あたりのキャンプ場で満足できれば

もっともお金も時間も労力も減らせるのですが

道志みちと言われるクネクネ道。

国道413号で子どもが

酔ってしまい・・・

なかなか足が向かないのです。

意外とこういう

キャンプ場に行くまでのマイナス要因も含めて

総合的にキャンプ場を評価しているのですな。

さらに予約不可の完全早い者勝ちの

ガチフリーサイト。

そして、サイトもやや鬱蒼としている・・・。

ということで、4位に落ち着きましたね。

 

5位の小梨平キャンプ場

上高地のキャンプ場です。

ここはある意味1位だと思っています。

絶対また行きたい。

車の乗り入れはできないので、

ファミキャンだと、荷運びが大変。

キャリーワゴンに乗るだけ持ってく感じ。

でも、その不便を押してでも行きたくなる

この景色。とにかく上高地を堪能できます。

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そして清潔なお風呂とトイレ、売店の充実ぶり。

下手な高規格のキャンプ場よりも

素晴らしいのではないかと。

 

サイト自体は林間サイトでアブも多く

さほど魅力は感じませんでした。

遠いし、なかなか行けるところではないですが

究極の癒しと非現実感。

 

と、いう感じで

こうして書いていても

なるほどなるほど、という感じ。

自分の好みが分かってきます。

 

まとめ

非日常的な自然を感じたいけど

サイト自体が草木ボーボーで

鬱蒼としているのは嫌。

サイトからの眺望は

抜け感があって

なるべく良い景色が見たい

 

これを実は一番大事にしているんですね。

そう考えると

いなかの風キャンプ場も相当いいんだよな・・・。

うーむ悩みます。

 

ファミリーキャンプをするんだから

あれもこれも大事にしなきゃと思ってましたけど

camp-tea.hatenablog.com

 

こうして日常の中で

好きな景色や落ち着く場所。

そういう場所に気づき共通点を

抽出すれば、

自分が本当に好きなキャンプ場がどんなところか

「好きの要素」が見えてくる気がします。

「好きの要素」がはっきりすれば

それだけ自分が好きなキャンプ場に出会えるはず。

 

首都圏から行くオートキャンプ場ガイド2019 (ブルーガイド情報版)

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全国キャンプ場ガイド 東日本編'18-19 (昭文社ムック)

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 ちょっと、この本を見直して

今度行きたいキャンプ場を選び直してみようかな。